方南町びより非公式
6章

大雨と地震

住む場所を選ぶときや、備えるときの参考に、区と東京都の資料から、大雨と地震についてまとめました。

大雨と川杉並区の地図では、駅のまわりは「浸水なし〜ひざ下」の想定が多め。川のすぐそばは1〜2mの所も。中野区・渋谷区側はまだ調べていません。

方南町駅のまわり(方南一・二丁目)は、北を善福寺川、南を神田川にはさまれています。2005年(平成17年)9月の集中豪雨では、善福寺川の流域で約1,600棟が浸水しました。

その後、東京都の川の拡幅や、環七の地下につくられた巨大な調節池、下水道の幹線の整備が進みました。善福寺川沿いには、大雨のときに川の水を地下の調節池に取り込む「善福寺川取水施設」があります。杉並区は、善福寺川沿いの堀ノ内や和田などで「浸水被害が大きく減少している」と説明しています。

出典:杉並区「善福寺川流域の浸水対策について」(2026年7月17日更新)/すぎなみ学倶楽部 2026年9月28日確認

区のハザードマップの想定
想定しうる最大の雨(1時間に153mm、合計690mm)が降った場合の、浸水の深さの想定です。

0.1m 0.5m 1m 2m 170cm 駅のまわり 川のすぐそば
  • 駅のまわり(杉並区側):色なし(0.1m未満)〜ひざ下(0.1〜0.5m)の想定が多い
  • 川のすぐそば:1.0〜2.0m(1階の軒下まで)の想定の所もある

これは、このサイトが区の地図を読み取った大まかな傾向です。同じ町の中でも、道1本で想定は変わります。住む家を決めるときは、必ず杉並区「わが家の水害ハザードマップ」で、その住所を確かめてください。

善福寺川沿いの堀ノ内・和田には、過去に浸水したことのある場所が地図に示されています。なお、杉並区の地図がくわしく扱うのは杉並区の中だけです。中野区・渋谷区側(神田川の向こうの南台・弥生町、笹塚)は、このサイトではまだ調べていません。中野区ハザードマップ・渋谷区「洪水ハザードマップ・浸水実績」でご確認ください。

出典:杉並区 水害ハザードマップ(地図面、令和8年3月改訂) 2026年9月28日確認/中野区(2026年8月7日更新)・渋谷区(2026年4月30日更新)のハザードマップのページ 2026年10月29日確認
地震の危険度町丁目によって差が大きい。5段階のうち最も高い5はこの範囲になく、4が方南一丁目・南台四丁目・和泉一丁目の3つ。方南一丁目は「不燃化特区」として、区が建て替えなどを支援しています。

東京都は、都内5,192の町丁目ごとに、地震のときの危険度を5段階で比べています(数字が大きいほど危険度が高い)。同じ方南町の中でも、町丁目によってかなり違います。

総合危険度(建物の倒れやすさと火事の広がりやすさを合わせたもの)。危険度の高い順。右は都内5,192町丁目の中での順位(方南一丁目の167位は、上から約3%)。この範囲に、最も高いランク5の町丁目はありません。

方南一丁目杉並区
4167位
南台四丁目中野区
4267位
和泉一丁目杉並区
4274位
和泉四丁目杉並区
3476位
堀ノ内二丁目杉並区
3755位
和泉二丁目杉並区
3777位
南台三丁目中野区
31,110位
南台五丁目中野区
31,122位
笹塚三丁目渋谷区
31,125位
和田一丁目杉並区
21,281位
大宮一丁目杉並区
21,289位
方南二丁目杉並区
21,315位
和泉三丁目杉並区
22,049位
堀ノ内一丁目杉並区
22,322位
和田二丁目杉並区
22,422位
弥生町五丁目中野区
12,925位
弥生町六丁目中野区
13,494位

総合ランク4は、方南一丁目・南台四丁目・和泉一丁目の3つです。方南一丁目は木造の住宅が多く道がせまいため、杉並区が「不燃化特区」にして、古い建物の建て替えや取り壊しへの助成、道の拡幅、小さな公園づくりを進めています。

一方、神田川の向こうの弥生町五・六丁目はランク1で、都内でも危険度が低いほうです。ただし、これは地震の危険度です。神田川沿いの大雨の想定は、中野区ハザードマップ・渋谷区「洪水ハザードマップ・浸水実績」で確かめてください。

避難所や避難先は、お住まいの区の公式情報でご確認ください。

出典:東京都都市整備局「地震に関する地域危険度一覧表」杉並区・中野区・渋谷区(第9回・令和4年9月公表)/杉並区「方南一丁目地区のまちづくり」(2026年8月18日更新) 2026年9月28日確認